シャンプーを止めると髪が増える
「シャンプーをやめると髪が増える」・・という本を買ってみました。
どんな事が書いてあるのか・・・と。
シャンプーは薄毛や禿の一大原因。「百害あって一利なし」
現代の一般常識から言えばかなり過激な言い方かと思いますが、まさしく本当の事だと同感です。
今では、生まれたときから当たり前のようにシャンプーを使ってきていたことの方が不自然に思えます。
私自身も泡立つシャンプーはもう何年も使っていません。確かに頭皮は汚れ難くなり、痒みや乾燥もありません。しかもべたつく事もありません。大体3日に1回ほど、ぬるま湯のみ、またはハーブパウダーのシャンプーで洗い流せば十分です。今では石鹸で身体を洗うこともほとんどありませんが、匂いも汚れも全く気になりません。それどころか冬になると乾燥して身体が痒く、粉が吹くように細かい角質がまとわりつくようなこともなくなりました。
この本にはなぜシャンプーがそれがなぜなのかということが書かれています。
もともと人間の皮膚には1兆個とも言われる様々な常在菌が棲んでいて、その菌のバランスが肌を健康な状態に保ってくれているといわれます。
石鹸やシャンプーを使いすぎて肌の油脂を取りすぎ乾燥させてしまったり、シャンプーやボディーソープなどに含まれる界面活性剤は皮膚のバリアを壊してそれらの菌のバランスを崩す要因になるだけでなく毛穴から浸透し体内に余分な化学物質を浸透させています。壊れたバリアが回復するのには3~4日くらいはかかるといわれます。それらがもたらす弊害は、薄毛や禿ということだけにはとどまりません。
世の中はとても便利になり、それが当たり前になっています。早く簡単に便利なものへの欲求が経済を発展させてきました。世の中の8割がたのものは人間の欲で出来ています。もちろん大切な事ではありますが、本来必要な事という残りの2割でも生活していかれるようになっておくことが必要なのではないかと思うようになりました。必要のないものはなるべくなくしていくこと。2011年の震災を機に益々その気持ちは大きくなりました。

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